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- 2014.01.30 Thursday
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ここ二年は何となく行ってるボロフェスタ。
今年は好きな人もたくさん出てるし、
KBSホールも行ったこと無かったしで、楽しみにしていった。
neco眠るもNATSUMENもリミエキも良いライブだったし、
特徴でもある学祭みたいな空気も確実にあったけど、
会場の音響の悪さと暗さもあってしんどかったのと、
何か小さくまとまってしまってる感じがしてそこまでノリきれず。
初めての会場だし、この場所で毎年やるだろうから、
これからどうモノにしていくのか楽しみではある。
でも、デカイPAシステムのステージでポンポン出演者が出てくる形の
イベントには個人的にあんまり興味が持てなくなってきたなー
別にそれやったらライブハウスでやればいいやん、と思ってしまう。
あと、毎年の事ながら全く同じフォーマットでみやこ音楽祭やるのは
あんまし意義無いと思う。
途中でボロフェスタを中座して、京都芸術センターに。
梅田さんの展示「○」
開放的な場所ってこともあり、スコーンと抜けた感じ。
どんどん、展示の音具?の回路というか法則がシンプルになってて、
結果的に生まれる環境が豊かになってる感じがした。
shin-biでやってた「●」とはやっぱり対照的な印象。
「●」は謎だらけで、終わった今でも未だに引っ掛かりまくり。
時計が動くとこ見れなかったり、壁に貼り付けてたスプーン、
クリップにはさまってた阿闍梨餅(2回目見たときは無かった)、
壁に写される摩天楼みたいなビンとか装置の影、
壷から出るけど出ない緑のレーザーなどなど。
芸術センターまで行く途中、携帯で加藤和彦さんの訃報を知る。
KBSホールに戻ったら鈴木慶一さんが曽我部恵一とユルユルにジャムってて、
この人は自分からは死なないなーとか思う。
友達も彼女も行くし、となんとなく毎年行ってるレインボウヒル。
夕凪やハンバート、ははきまなど毎年ここでしか見ないアーティストを堪能。
毎年同じとてもゆるい雰囲気があって、良いんだけど、
うわー!という感動はしないことが多い。
(そういや数年前にバンド編成でトリだったハンバートは鳥肌立ったな。)
けども、今年は違った。
パスカルズ!!!うわー!!
ロック的なダイナミズムもトランシーな恍惚もあり、
知久さんの声はそれだけで空気を一変させるし、
石川さんや坂本さんのショウ的なハイライトもありまくりで、
(石川さんのパーカッションの上手さには驚いた!あれは凄い。)
10人編成だけど音圧は薄く、それでも色んな音が粒立ちながら
混ざっていくようなロケットマツさんの素晴らしいアンサンブル。
それを見て知り合いからおっさんから子供から笑顔ではしゃいでて、
キュッと冷えた空気に、まさに豊かな音楽が溶けていって、
不覚にもおっさん感動して泣きそうになりましたよ…
大阪初ライブとしては環境もロケーションもお客さんも最高だった。
これを期に関西でも、もっと色んな場所で見られるようになるといいなー。
それこそ老若男女趣味趣向を問わず、色んな人に目撃される場所で見たい。
そういう場所で聴かれるべき。
かなしいうわさ、石井さんとこから引用すると、
>改めて、もっと多くの人に聴かれるべき音楽だと思った。
セオ・パリッシュにリエディットされたり、ジャイルズ・ピーターソンに
DJプレイされたりするべきだし、
教育番組やNHKのニュースやピンサロの待合室のBGMやになるべきだし、
小学校の運動会での組体操や老人ホームの朝の体操はこれで踊るべきだし、
結婚式の入場テーマや葬儀場で出棺のテーマになるべきだ。
まさに。まさに!!
もう半年も書いてないのか…
ラ・マシン凄くて泣けたり、ドラムのタイトさと異様さ5割増の巨人ゆえにデカイにトバされたり、想い出波止場だったり、何だか嬉しいようなカミングアウトされたり、大友さんのターンテーブルノイズに「本物やっっ!!」と仰け反らされて、Shhhh→大島輝之という流れでビートルズの亡霊を聴いたり、イカレたハードフロアみたいなオオルタイチの新曲に振り切られ、インド人の5分だけMJについて演説させてくれという願いを断ったり、ノンチェ君にサンダルあげそうになったり、車乗り回したり、高嶺さんの舞台で「言語」を聞いたり、テニスコーツにやっぱり感動したり、舞台袖からSTAY GOLD聴いたり、二階堂和美、七尾旅人に声強し…と思わされたり、コチトラのめちゃタイトなパフォーマンスに興奮したり、neco眠る祝ったり運んだり、スーパー銭湯行ったり、180kmの車乗ったり、置石君のDJにびっくりしたり、3年振りに見たTEASIは音響の重なりまさにそれだけでTEASIで素晴らしかったし、噂の「竜」は確かに宇宙一だった。ウメー!!姫路はなんだかぼんやりしてたし記憶もぼんやりしてる。
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虹釜さんの日記
http://d.hatena.ne.jp/toxicdragon/20090827
やジムオルークのインタビュー
http://www.cinra.net/interview/2009/09/15/000000.php
に身をつまされる。
音楽に対して真摯だったら当然そうなるはずのことなんだけど、
すごくシンプルな話なんだけど、出来てないな…
真摯になれないなら退場したらいい。
ヒステリックにポジティブな若者
http://d.hatena.ne.jp/toxicdragon/20090806
こうなってる感覚は凄い分かって、自分もそういう若者の一人だと思う。
不勉強と焦りと開き直りと投げやりと空元気の産物。
イベント企画ってのはそういう奴に一番ちょうどいい関わり方なんだよな…
生きてく上でも焦らされることは多いけど、まぁええか、もう無理って
開き直るんじゃなくて、もうそこはシンプルに、しぶとく死なんように、
何十年、真摯にやり続けること。
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そんなん言うてますが、
現在は永江くんとANALECTA/HOP KENを準備中。
ちょっと色々大変なこともありつつ、もうすぐ全容が明らかになります。
そしたら載せます。
11月1日から3日までの三日間!
初日は亜ナレクタ/ホープ賢
二日目は穴レクタ/ホープ言
三日目はアナレク田/穂ープケン
という感じです。
絶対観に来て欲しいです!!!