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  • 2014.01.30 Thursday
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ごにょごにょ


前にごにょごにょ書いた「東京の演奏」の人や片想いの人が、来月に埼玉である「ぐるぐる回る」に物申していて、それについて、先日の軽音楽とジャンボリーで素晴らしいギターを聴かせてくれたNRQ/湯浅湾のギタリスト、牧野琢磨さんが経緯をまとめてくれてます。
http://mkntkm.exblog.jp/14468601/

どんなやりとりがあったか分からないですけど、片想いが出演を取りやめたことやceroの荒内さんのブログの内容はとても真摯で、スッキリしてて良いですねぇ。
んでお客さんからしたら、片想いに出会いたかった(出会えなかった)人は残念、他の人はどーでもええわってなもんでしょう。

プロフィールが載ってなかったりは、もしかしたら手が回ってないとか、その程度の理由な気もするけど、アーティストの名前の載せ方とか、アーティストによって差をつけてる部分があると思うのは当然だし、実際そういう気持ちもあると思うけど、

要は主催側がキュレーター(美術のキュレーターはかなりプロフェッショナルな人種なので、軽々しく使うのはどうかな。ライブの企画ごときで、この名称を使うほどのことなんてしない。)との信頼関係を築けなかった一点に尽きる話。

個人で出来る規模には限界があるから、こういうやり方は可能性あると思う。

例えば、ステージごとに企画者を振り分けてるフェス形式のイベントといえば、渚とかRAWLIFE、はっきり分かれてはないけどバクト大阪とか色んな規模である。

渚は割り切ってたから、RAWLIFEやバクトは主催が求心力がある人たちで、誘われた企画者たちも地続きで横にも繋がってたから、うまくいったんだと思うけど、今回はそういう点で中途半端だったのと、規模がデカくなって把握しきれなくなったからこういう問題が浮上したんだろうと思う。(というか、こういう企画って主催が全部リスク背負うのかな?気になる。)


個人的には中途半端になった理由の一つがこういうイベントが持ちがちな性格にあると思ってて。それは、ぐるぐる回るみたいに場所だけ用意してやりたい人、やりたそうな人を呼び込む募集するやり方…それは出演者の公募とかする企画にも同じくある…に透けて見えるもので。

自分の価値観で縛りたくない、とか、どんな出会いがあるか分からない、とか色んな理由を付けれるだろうけど、それは企画者として「自分が何をやりたいか/見て欲しいか」っていう一番大事な部分の責任を放棄したのと同じで。それを放棄するならイベント会社や広告代理店がやってるのとどう違う?規模が小さいだけでは?って話で。そんで、それは「スカウトされねぇかな?」って路上で弾き語りをしてるような奴らのメンタリティと裏表にあるもので。そんなヤツ、信頼できるかっつーの。


主催の人がインタビューで言ってるけど、
「というか自分でも当日なにが行われるかは正確に把握していないんです(笑)。でもそれが良いんです。」http://www.indiesnews.com/archives/2101
全然良くないでしょ。ダメでしょ。

また、違った点で中規模のフェス、KAIKOOやSOW、ボロフェスタなんかにも感じることだけど、新しい!とか、次なる!とかよく書いてるけど、やり方もやってる事今までとまったく同じで(特に規模を大きなっていくと)、出てるアーティストが違うだけじゃないの?としか思えない。

誰が出てるか、っていうのはもちろん一番重要なメッセージだけど、その順列組み合わせではすぐ限界くるし。大事な部分は守りつつ新しい視点やレイヤーに気付くようなやり方が見えればいいんだけどなぁ。ほとんど旧態依然のものしか感じられなくて、好きなアーティストがいっぱい出てるだけに残念に思った。

どんなに面白い場所でやっても、デカいスピーカー持ち込んでステージ作ってバコーンとやるような、環境を塗りつぶすようなやり方にはもうほとんど興味なくなってきた。それならライブハウスでやった方が環境整ってると思う。こういう考え方については梅田さんやENSEMBLE展の影響が大きいですが。


今回の一件もそうだけど、最近はキチッと文句を垂れることが出来るような状況になってて、それは、今まで「箔」を持ってたテレビやら雑誌やらランキングやらレーベルやらメジャーやらイベンターやらが、弱体化したり化けの皮剥がされたりしたことと、安いコストで自分らで何とか出来る環境が整ったことで、媚びる必要が無くなったからだろうな。無論、片想いは媚びるような人たちではないと思うし、自分が好んで見に行くようなアーティストに媚びてるような人はいないので、あまり関係ないけど、それはつまり本当に、自分にとって損か得か、面白いか面白くないかだけで判断出来ることに近づく訳だから、フェア?というか住みやすく?なりそうな感じはする。利用できるとこは利用して、自分たちで出来る部分は自分たちで。シンプルに。ハードコアのバンドや個人経営のパン屋と同じ感じで。

偉そうなこと書いてるな…書いた言葉は全部自分に跳ね返ってくる。

というかceroとか片想いとか倉林さんとか去年くらいからずっとじわじわ気になってて、めちゃライブ見たいんすけど!
寒くなる前に関西来て欲しいなーてか出来るならホープでやれたらなー


DJミステイク&MC.sirafu「槍ヶ岳」クセになる。途中でモタコさんもノリノリ

ceroも何回も聴いてしまう

cero「この世界(仮)」


何ともキラーな曲だわ!
cero「武蔵野クールズエキゾチカ」




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そういえば。

去年から今年にかけてDOMMUNE、DIY STARS、スタジアムの回廊を使ったフェス、温泉フェス、巻上さんのヴォイスフェスなどなど…

色んなことを聞くたびにぷりぷり君が頭をよぎるんだけど、
なぜかというと、上に挙げたような動きの“種”みたいなことをぷりぷり君はmixiの日記に書き連ねたり、実際に企画したりしてたからで。もちろん実際行ってみると、まだ"種"やから崩壊してたりするんやけど。
今、きっちり“実”に出来る人達が収穫できるとこまで持って行こうとしてる時期なんだろうな。


自分でスペースやるとしたら寺子屋機能は加えたいなーとかちょっと前に妄想しててんけど、
ぷりぷりくん、ぷっつりmixiにも書き込まなくなったと思ったら、
どうやら今度「浅草天才算数塾」ってのを開くらしい…


……
ぷりぷりくんはやっぱトップランナーやで…
……


東京なう

大阪から眺めてるだけなんで実情はさっぱり分かりませんが、

去年の後半くらいから、東京の地下は暖まってきてる感じしますね。
シーンというよりコミューンといった方がしっくりくるような小さな輪が、キーパーソンや場所(円盤や七針、dommuneなどなど)、あとtwittwerなんかで、緩やかに繋がって、今年はじわじわっと全体が浮上してくるような兆しがいたるところにある。

タイキックマーフ周辺はわりと閉じちゃった気がするけど、
kitiレーベル周辺や、
夏のフジサンロックフェス〜年末の東京演奏まつり(あだち麗三郎 / いなかやろう / OWKMJ(俺はこんなもんじゃない) / 片想い / 倉林哲也 / ジオラマシーン / スッパバンド / cero / 轟渚 / 灰緑 / 表現 / ファンタスタス / ホライズン山下宅配便 / 松倉如子と渡辺勝 / 三輪二郎 / 吉田悠樹 が出演)なんかの流れ、
そこには、トクマルさん周辺やテニスコーツなんかのマジキック周辺も緩やかに共演し、

磯部涼がその辺をフォローしながら、
スタジオボイスや大田出版,リトルモアなんかをつがいにに坂口恭平や石川直樹、五所純子、毛利悠子、吉田アミに鈴木ヒラク、金氏徹平、などなど、ライター論客音楽家美術家入り乱れた同世代、30代前後の実力ある表現者たちと共鳴しながら……

それは小田島等なんかを介して高円寺ASOKOやCULTIVATEみたいな若いスペースに繋がったり、dommuneでちゃんと大人数の目に留まるように浮上したり、グラスルーツやらMOREやらVINCENT RADIOやASYLや七尾旅人、大友良英さんや曽我部恵一、BINGさんなんかの一まわりや二まわり上の世代のキーパーソンたちとも繋がって、日々表現と議論を繰り返しては熱を帯びていってる……

ように感じる。

音楽だけじゃなくて、アートやらデザインやら色んなところに繋がっていくのがワクワクするし、
何かが変わる時ってのははそういうもんなんだろうなー
東京は情報量が2倍でスピード2倍で体感4倍くらいに感じるな〜

それに、重要人物ぷりぷり君もまた変な動きを見せてるし…
やけさんのアルバムもやっと出るし

こっちはちょっとした飛び火はあっても、まだまだのんびりしてる
そんなに新しい人たちは浮上してきてないけど、
ずっと飛び切り面白い30代手前世代が次のステージへ進んで行ってる

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

軽音楽とジャンボリー、素晴らしかった。
個人的には水谷泰久トリオとbikemondoバンド、あといつもだけどテニスコーツと梅田さん良かったな。

青野さんのドラムはやっぱめちゃくちゃ良いし、
半野田さんは天才としか言いようがない…なぜあんな音が出せるのか。

ここ何年かのテニスコーツはほんまに凄い。
TAKE-AWAY SHOWSの映像が素晴らしいと話題になってたけど、
あれくらいの素晴らしさに毎回、軽々タッチしてる。

テニスコーツ、今回はグッゲンハイム邸の庭でライブしたんやけど、
ライブを見終わってまだ出番を終えてない細馬さん、
「もう俺ライブせんでええわ…」と呟いたそうな。

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