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- 2014.01.30 Thursday
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○倉林哲也
アルバム『茶虎食堂』のプロフィールより引用
『「ペンギンカフェも好きだけど茶虎食堂も好きだわ」なんて一介の主婦の語る日がもうすぐ来るかもしれない。
武蔵野音楽集団とんちレコードが長年育ててきた男、倉林哲也。ついにそのファーストアルバムが完成しました。と言ってもまだほとんどの方が知らないであろうこの男。昨年のトクマル氏が選ぶベストアクトと賞され、今年6月にはトクマルシューゴレコ発ライブのゲストアクトとして恵比寿リキッドルームでの公演も決まっている期待の新人である。
新人だが彼の経歴は意外に濃密で、2003年よりホライズン山下宅配便のドラマーとして活躍。2007から西荻窪の小さな食堂、茶虎食堂を始める。それから3年間、料理人として厨房で腕を振るう日々を送ることになる。この作品は、彼が店を切り盛りしながら作った曲。いや、仕込みや料理のことを考えながら、ふわっと浮かんだメロディー。と言ったほうが良いかもしれない。そんな独自の作曲と自ら演奏する数種の楽器の音色が見事に調味された一品である。是非ご賞味あれ。』
とんちレコード(とは、片想い、倉林哲也、アナホールクラブバンド、ホライズン山下宅配便などが在籍しているレーベルである)に共通して感じられることでもあるけれど、倉林さんの音楽にはプログレッシブさをとんちで解決したポップスとでも言えるような体裁で、しかもエスカレートした鼻歌のようなメロディーなものだから、驚くほどすんなり聴ける。聴いただけで、窓が開いたような、昼になったような、日常に異常なほどマッチする音楽。しかもプログレッシブなもんだからいつの間にか変なところに連れてかれてるし。
と、この既に巨匠の風格漂わせる天才、めちゃめちゃグッゲンハイム邸で体験したいやん、ということで、いつか軽音楽ジャンボリーに出演するだろうのを待てずにお誘いしました。楽しみすぎ。
http://horaizunyt.web.fc2.com/kurabyashi/top.html
http://www.myspace.com/tetsuyakurabayashi
「器」倉林哲也
LIVE@フジサンロクフェスティバル
2010.08.15
○片想い(from東京)
(片岡シン/MC.sirafu/issy/伴瀬朝彦/大河原明子/遠藤里美/あだち麗三郎/オラリー )
東京は武蔵野、とんちれこーどより。
8人組みの大所帯、音の小さな器のデカい音楽集団、片想い。
どうもクセになるよく練られたポップかつクスッと笑ってしまうようなフックを混ぜた曲と、大所帯が発するエネルギッシュなハッピーで、見ている内にどうも温かい気持ちになってしまう、その実、生粋のライブバンド。
以前このブログで東京は最近何かと活発に見えるなぁ、という駄文を書いた(コチラ)のですが、ざっくり言うと、人の交流/遭遇が活発になって、そこから日々楽しくて新しい瞬間が生まれていて広がりを持ってる状況があるなぁ、と外から見ていて思ったわけです。
活動する中で、そういった状況をかき混ぜて結果的に促進させてる人物の一人が、片想いのメンバーでもありceroのサポートメンバーでもあるMC.sirafu氏その人。そのMCシラフ氏が首謀者の一人でもあるとんちれこーどの倉林さんと3組一緒に招くことで、その状況が生んだ実りや空気の一部をまるっと感じれる一日になるといいなぁと思っていて、またその状況の求心点になっているのが、片想いなのかなぁとも思っています。
おそらくグッゲンハイム邸の雰囲気ににめちゃくちゃハマるだろう片想いのライブ、
今から楽しみです!!
http://kataomoi.main.jp/index.html
片想い - LIVEdigest
片想い - トロイカ
山ほどサポートメンバーを迎えたバージョンの片想い!!
http://hibi.kataomoi.main.jp/?eid=1232846
片想いやceroのメンバーから成るDJミステイク&MCシラフ@円盤ジャンボリー
モタコさんもめちゃ踊ってる!
ベース伴瀬さんのアナホールクラブバンド。良いですねぇ。
○オシリペンペンズ(石井モタコ/中林キララ/迎祐輔)
問答無用、大阪が世界に誇るヒーロー、オシリペンペンズ!
じゃがたらのライブもたまのライブも見れなかったけど、
ペンペンズのライブには間に合って良かった〜!
今回は旧グッゲンハイム邸に待望の初出演。
せっかくグランドピアノがあるということで、
天才マルチプレイヤーでもあり、最近もっともキレている、
キララさんが何曲かピアノでプレイ!楽しみすぎる!!
12月15日には新作「NEW ME」も発売!!
http://8402.teacup.com/motako/bbs
http://www.myspace.com/theoshiripenpenz
○bikemondoバンド(西崎美津子/稲田誠/青野忠彦/半野田拓)
BRAZILのボーカルでもある西崎美津子さんのソロ、bikemondo。BRAZILは非常に不穏なポップスになってきていますが(とても素晴らしいですよ!)、bikemondoはもっと穏やかなものを湛えている印象です。「生活感のある音楽」といったような観念的なものではなく、生活そのもの(美津子さんは5児の母でもあります!)がゴロンッと転がっているようなポップスで、家事のバックにかけたりすると空気のようにぴったりハマります。
今回は稲田誠さん、青野忠彦さん半野田拓さんとのバンド編成で出演していただけることになりました。以前は千野秀一さんが参加されたりもしていましたが、昨年の軽音楽ジャンボリーでこの編成でのライブを聴いて、むちゃくちゃ良かったので。稲田さんの紹介はDODDODO+稲田誠の紹介欄に譲るとして、青野さんはex Suspiria、WORLD、jellyroll rockheadsでもあるドラマーで最近では川端稔さん稲田さんとのオーロラ、宮武BONESではギターを弾いてはります。本当に文学的とも言えるような美学に貫かれたドラムを叩きはる印象で、めちゃくちゃかっこいいです。半野田拓さんはまさに天才としか形容のしようがないサウスポーのギタリスト。半野田さんにしか出せない(ほとんど自然音のような)音色、何度聴いても秘密を解読できない即興で編集していくポップセンス、などなど、どう考えても評価が追いついてなさ過ぎな素晴らしい音楽家です。そんな素晴らしい3人がbikemondoの後ろで容赦なくやり合う感じが、西崎/稲田家の子供たちの喧噪を想起させるような気もして、すーっと入ってきて心地よい唯一無二のポップスを耳に出来ると思います。
http://www.rose.sannet.ne.jp/tana/
http://www.myspace.com/bikemondo
稲田さんと青野さんが参加してたSuspiriaの映像を。
めちゃめちゃかっこよかったのになぁ…惜しすぎる。
○DODDODO+稲田誠
稲田誠さんは、西明石に家/レコーディングスタジオ/レーベルを構えた、敏腕レコーディングエンジニアでもある、剛腕ベーシスト。片想いの紹介文にて、東京の現状についてチョロっと推測を書きましたが、こと関西においてもそういった状況は盛衰はあれずっと何かしらあるわけですが、現状を見た場合、プレイヤーとして、レコーディングエンジニアとして、また優れた目利きとして、稲田さんの存在はめちゃくちゃ重要です。
そしてDODDODOはもはや説明無用、唯一無二のサンプラー叩き語りSSW。
そんな、いつ見ても余りにも正直で余りにも全力で、どう見ても魂かけて音楽やってるとしか思えない二人によるデュオがDODDODO+稲田誠!ライブも本当に素晴らしいんです…
で、今年の夏にアルバムをリリース!
このアルバムでカバーされているDODDODOの「ゆうひ」とPAAP(稲田さんのリーダーバンドです)の「手をつなごう」は、個人的にここ数年で胸にグッとキた曲を10曲挙げろと言われたら、確実に入ってくるほど特別な2曲なので、もうそれだけで胸いっぱい。
大人になってみれば対して広くない範囲を、まるで探検してるようなドキドキした心持ちで徘徊してた子供の頃の気持ちを思い出すようなアルバムだと思ったけど、素晴らしいジャケットの写真(撮影は佐伯慎亮さん)のせいかも!
先日のベアーズでのレコ発はブリンブリンの音でめちゃくちゃ良かったですが、グッゲンハイム邸のような音の小さい場所ではまた違った感触のライブになりそうで楽しみだ!!
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http://
http://www.myspace.com/bikemondo
DODDODO 「夕日」
ほんと良い曲だ…
○泊
プロフィールより引用。
『「泊」は2002年に大阪で結成された武村篤彦と笹山鳩による異色歌謡のユニット。
枯れた味わいの武村のギター演奏とオールドスクールな笹山の唱法は、
昭和前半にかつて存在したようでしなかった、「架空の歌謡」といえるかもしれません。』
先日、初めてライブを拝見したんですが、ビジュアル面、歌唱法、演奏、
全て一級の美意識に貫かれたその表現に、一瞬にして空間がモノクロに、
入ってくる音全てにパチパチとしたレコードノイズが伴っていると錯覚して、クラクラ。
本当に驚きました、凄いです。
ちなみに笹山鳩さんは漫画家の山田参助さんです。
http://tomaritomari.com/
http://www.myspace.com/tomaribune
○浜谷俊輔
大阪、京都を中心に活動するシンガーソングライター浜谷俊輔さん。
倍音豊かでアトモスフェリックな歌声と、
アメリカーナを背景に感じさせるフィンガーピッキングによるコード進行に富んだ楽曲は、
暖かいようでどこか荒涼としていて素晴らしいです!!
Myspaceで曲を耳にしておわっ!となって先日ライブを拝見したのですが、
めちゃめちゃ引き込まれました…。グッゲンハイム邸で観れるというのも、また楽しみです!
http://beachvalleys.blogspot.com/
http://www.myspace.com/mekajiki
浜谷俊輔 ガーデン
浜谷俊輔 2010.6・13 ひるさがりの庭
○cero
ceroのHPよりプロフィールを引用
『Contemporary Exotica Rock Orchestra 略してcero(セロ)。
2004年に高城、荒内、柳で結成。2006年ごろからジオラマシーンとして活動する橋本が加入。様々な感情、情景を広く『エキゾチカ』と捉え、ポップミュージックへと昇華させる。
2007年、鈴木慶一氏(moonriders)の耳にとまりプロデュースしてもらう。その後、坂本龍一氏のレーベルcommmonsより発売された「細野晴臣 strange song book -tribute to haromi hosono 2-」収録の鈴木慶一「東京シャイネスボーイ」に参加。同レーベルコンピ「にほんのうた 第二集」に唱歌「青い眼の人形」のカバーを担当するなど、精力的に活動している。』
素晴らしいDJでもある二見裕志さんの記事で『アーバンの基本は、プログレッシヴであること』というタイトルのものがあるんだけれど、ceroを聴いた時にそれを思い出した。もちろんモロにアーバンをやってるわけでもないし、キリンジのように真っ直ぐシティポップを引き継いでるわけでもないれど、日本のヒップホップや90〜00年代の様々なインディーミュージックやポップスが混入した形で、でもとてもプログレッシブな音楽。思わず引き込まれてしまう数々の曲を聴いていると、コードを変化させていくことで、これほど世界を形作っていけるのかと思わされる。近々アルバムが出るらしいのですが、それが出たらエラいことになっていくでしょう。この先、今まで共演している人たち加えてカクバリズムやPPP辺りとも共鳴しあっていくんだろうなぁ。
また、ceroは会場によって驚くほどガラッと曲のアレンジを変えてくるので、グッゲンハイム邸で一体どんな音を鳴らしてくれるのか、今から楽しみです!!
追記
ceroどうやらカクバリズムから11月に3曲入りの10インチのEPを、、
来年1月にアルバムをリリースするみたいです!
http://www.kakubarhythm.com/newinfo/index.html
11月6日にはレコード先行発売で買えるらしいので、ぜひ!!
http://www.geocities.jp/cerofan/
http://www.myspace.com/cerofan
cero この世界(仮) めちゃ好きな曲です。
○西川文章
西川さんは、かきつばた、BRAZIL等でまるでそこにいないかのような、水面に落ちる水滴のようなギターを弾く唯一無二のギタリストであり、大好きだった新世界BRIDGEに世界中から日々集まってくるツワモノどもを音響面で支えてきた凄腕PAであり、テニスコーツや梅田哲也さん、えでぃまあこんや三田村管打団!などの録音を務める名エンジニアでもある。
稲田さんと共に、関西のあるシーンやアーティストにとって、無くてはならない、正に影でそっと皆を支えてくれる存在です。
http://gule.pupui.jp/