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  • 2014.01.30 Thursday
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うつくしきひかり

 もう7月目前ですね…早い…

5月にはホライズン山下宅配便、先日はあだち麗三郎クワルテッットと三輪二郎さんと、関東の方々の素晴らしいライブを関西で観れて良かったです。

ほんとに良かったんですよねー!観に来てくださった方々ありがとうございます。



そしてもう来週に迫ってきました…
「うつくしきひかりワンマンライブ in 旧グッゲンハイム邸」!!!!!

昨年の11月にうつくしきひかりは大阪と神戸でライブをしたんですが、
そもそもグッゲンハイム邸での録音の予定があって、それに合わせたツアーだったのでした。
大阪は正直なところ悔しさが残るものだったのですが、
うって変わって翌日の旧グッゲンハイム邸でのライブは、
様々な要因を神様が準備してくれたのか、素晴らしい空間になったのでした。
そして、そのライブの翌日から数日に渡って録音が行われ、
それが今年、作品として世に出たのでした。

うつくしきひかり『うつくしきひかり』

ジャケットは旧グッゲンハイム邸の扉なんです。
この扉を開けた、その先の美しい空間をまるっと(少し劇的に!)パッキングした作品です。
リリースしたレーベルの主である小田さんが、このアルバムについて素晴らしい文章を綴ってはるので読んでみてください→『うつくしきひかり』

(追記:小田さんがワンマンに向けてもう一文したためてくれました

僕は最近「ほ〜ぷ軒」というショップを営んでいるのですが(現在サイト制作中です。)、
そこでもこのアルバムは扱わせていただいていて、コメントをつけています。
小田さんの文章のあとでは蛇足になるかもしれないですが載せてみます。

『中川理沙(ザ・なつやすみバンド)とMC.sirafu(片想い/ザ・なつやすみバンド/cero etc)の二人による歌とピアノとスティールパンによるデュオ。歌とピアノの音と、その輪郭をまるで水彩画のように/隙間から挿してくる光のように、滲ませるスティールパンの組み合わせが、涙で滲んるのか?と思うほどに美しく感動的。日常の想いと地続きの諦念をまとった歌詞と劇的なメロディが印象的な中川さん作の楽曲に静かに心震え、ポップスの普遍性にまさに”針を落とす”ような歌詞とメロディが素晴らしいMC.sirafu作の楽曲に心動かされる。録音場所である旧グッゲンハイム邸の空気ごとまるっと納めたような音響(録音はテニスコーツ「ときのうた」なども手がける西川文章氏)や差し込まれる物音も効果的で、一枚通して聴くとまるで短編映画/演劇を観たようなストーリー性も感じられる作品。”うつくしい”という形容がこれほどぴったりくる音楽もそう多くはないのでは。これからこの先もずっと聴かれ続けてほしい一枚。』



そういえば最近、うつくしきひかりの二人も所属している、ザ・なつやすみバンドのアルバムも出ましたね。
「TNB!」

こちらもなんとも素晴らしい内容で、
こちらもお店で付けているコメントをのせてみます。

『中川理沙、高木潤、村野瑞希、MC sirafuの4人から成るザ・なつやすみバンドの1st album。ほとんどの楽曲の作詞作曲を手掛ける中川理沙の、モヤモヤや諦めや別れ/忘れ/悲しみ/日常のボヤボヤを中空に語りかけるように言葉や情景に託した歌詞とメロディが、圧倒的にキラキラしながら円を描いて小さな希望と楽しさを獲得していく素晴らしいポップス作品。もはやパートは”アレンジャー”でよいのでは?と思うMC sirafu氏は、倍音豊かで調性が取りにくいがメロディ楽器でもあり打楽器でもあるスティールパンの、”カリブ”や”トロピカル”という意匠を昇華して、(今作ではアレンジにストリングスやスティールギターを使っているためより際立ったと思うが、)アレンジ楽器としての可能性を拡張しているし、高木氏、村野さんによる曲の風景のスピード/鼓動/空間を捉えたリズム隊も素晴らしい。「なつやすみ(終)」で始まりいつでも円を描きループする”なつやすみ”を普遍的なポップスにまで昇華した一枚。』


……。
なんとも堅いし野暮ったいし、何にも迫れてないような気もするので、
現行のポップカルチャーのレポートを洒脱に読ませる素晴らしいブログ
「青春ゾンビ」のhikoさんがアルバムに寄せた記事をどうぞ!!
イイすね〜!自分もこういうの書けるやつになりたいもんです…


ザ・なつやすみバンドとうつくしきひかりは、
もちろん作曲の核である二人が同じなので、共通点も当然あるけれども、
ほとんど違うことをやっていて。
なんだろう…
TNBがポップミュージックだとすると、うつくしきひかりはフォークミュージックというか…いや逆な気もしてきたな…
共に普遍性を備えた音楽なんだけど、TNBはポップスとしての普遍性で、うつくしきひかりは表現としての普遍性というか…

ただ、どちらも素晴らしい音楽ということは自信を持ってオススメできるので、
ザ・なつやすみバンドから知ったという人にも、いやそういう人にこそ、ぜひ観に来て欲しいです。

しかし中川さんのあの諦念はどこから来てるのか。不思議な人だ。
小田さんは震災以降、音楽を聴いてもモヤモヤする時期に
うつくしきひかりを聴いてストンと気持ちが落ち着いたようなことを言ってはったけれど、中川さんの諦念とシラフさんの普遍性に対する視線の確かさ、そして二人の真摯さが生んだ音楽だからこそ、だと思う。
シラフさんは「片想い」というバンドをやり、
二階堂和美さんが「うたはいらない」と歌うように。
磯部涼さんの著書のタイトルにあるように「音楽が終わって、人生がはじまる」。

「よびかけよう 始まりのことば」


東京ではキチムでテニスコーツと共に演奏して、
かなり特別だったようですが(マジで行きたかった…)、
グッゲンハイムでも、この日はアルバムの録音をした西川文章さんが音響を担当。
ぼんやり暗くなっていく19時からライブスタート。
うつくしきひかりは関西でのライブも少ないので、貴重な機会になると思います。
ぜひ体験してほしいです。

ライブの詳細、予約はコチラ↓で

ではでは当日お会いしましょう。

うつくしきひかり「ともだちを待っている」


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